マリッジブルーとは、結婚を目前に控えた女性が、急に不安や憂鬱になってしまう精神的な症状をいいます。
症状がひどいと情緒不安定から婚約を破棄してしまうケースもあるんだとか…。
人生のゴールとも墓場とも言われる結婚に、不安や葛藤を感じるのは当然と言えば当然かも知れませんが、マリッジブルーを乗り越える方法はないのでしょうか?
マリッジブルーになる主な原因
生活総合情報サイト「All About」が紹介しているアンケートによれば、結婚を前提に同棲したカップルの約8割が破局してしまっているという結果になっています。
もしかすると、破局理由にマリッジブルーを乗り越えるヒントが隠されているかも知れません。
家事を手伝ってくれない
外で会うだけなら隠せていた部分も、同棲生活ではさらけ出す事になります。
同棲前には「男らしい」と思えた部分も、「家事は女の仕事」などと言われ、男尊女卑じみた思考が垣間見えるとやっぱり嫌になりますよね。
結婚後も共稼ぎを視野に入れているカップルなら尚更のこと、将来への不安が浮き彫りになってしまうのです。
もちろん女性に限った話ではなく男性もそうでしょう。
同棲前の身だしなみは綺麗にしてたのに、家ではだらしないんだなぁとガッカリする事もあるようです。
生活費を入れてくれない
実家暮らしが長くて一人暮らしをした経験がない人は、電気代や食費諸々の費用がどれくらい掛かるのか想像も出来ない人がかなり多いようです。
どれだけお金を稼いで帰っても、生活費を入れてくれなければパートナーにとっては無職同然なのです。
生活習慣が合わない
食事の味付けが薄いだとか、作った料理を味見もせず醤油をかけられたりだとか、早起きに付き合わされるのイヤだとか…。
生活習慣とひとことでは言いますが、衣食住に関わる全てが生活習慣なので、相手と合わない割合が多いと毎日ストレスに感じてしまいますよね。
マリッジブルーを乗り越える3つの方法
破局に至ってしまう原因を解決するればマリッジブルーが回避できるかもしれませんが、解決方法も大切です。
お互いが納得出来る方法で乗り越えていきましょう。
なんでも打ち明ける
相手に伝わらないと何の改善も望めません。こんなに辛そうだから解かるでしょう?と思っていても、案外伝わらない相手もいるのです。
決して責め口調ではなくYes/No方式を取り入れるなどしてなんでも打ち明けましょう。
「手伝ってくれるのはとても嬉しい。だけどこうしてくれるともっと嬉しい」と、感謝の気持ちも伝えつつ改善点指摘すると余計なケンカが回避できますよ。
悩みを共有する
パートナーとの悩みは友達などに相談して共有してみましょう。
この時に気をつけるべきはパートナーの身近な人物に相談しない事です。当たり前の事かも知れませんが案外これが難しいです。
本人から打ち明けられるのと、第三者から「こんな風に言ってた」と言われるのでは印象の悪さが天と地ほど違います。
根本を解決する
生活費を入れてくれない等の問題は、根本をどうにかしなければ解決しません。
生活費を渡したくても渡すお金がないという場合も大勢いるでしょう。
転職を視野に入れたり、具体的な金銭の流れを把握してこれからの計画を立てると良いかもしれません。
マリッジブルーは婚約者を見極める良い機会
なにも、マリッジブルーに悲観的になることはありません。
ポジティブに考えてみれば、結婚前に相手の嫌なところ、ダメなところが明確になったということ。
そのことについて真剣に考え、改善してから結婚に踏み切ることができる良い機会です。
結婚は幸せなことばかりではありません。今の婚約者とマリッジブルーすら乗り越えられないのであれば、考え直すのもひとつの手だと言えるでしょう。
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