パートナーがどうやら浮気をしていそうだけれども、しかしその調査を探偵に頼るとお金がかかってしまう。そう考えて浮気調査依頼ができないと悩む人も多いでしょう。かといって、友人などに浮気調査を依頼するのもリスクが高い。何よりも周囲の人にバレてしまうことに抵抗がありますよね。
まずは自分ひとりでの浮気調査を試みてみてもいいのかもしれません。なかなか難しい調査となるでしょうが、コツを押さえておけば誰にもバレずに証拠が得られる可能性ももちろんあります。
絶対に守らなければならないコツばかりをピックアップするので、それだけは頭に入れながら行動に移してみましょう。
浮気調査の結果を得た後の行動を考えておこう
浮気調査を自分ひとりで行うのは、決して簡単なことではありません。慎重さや綿密な計画なども必要になってきますが、まず考えておきたいことは、その調査の結果を得た後の行動です。最終的なゴールや目的をどこに定めておくのか、これを決めておきましょう。
最終的なゴールには、例えば離婚があります。離婚調停もあれば、離婚裁判という選択もあるでしょう。そこまで大きな問題にするつもりはなく、「浮気をやめさせたい」というゴールを設定する人もいるはず。あるいは、慰謝料の請求などもゴールや目的としてはよくある例です。
そうではなく、ただ単に浮気をしているかどうか真実を知りたいという人もいると思いますが、これらゴールや目的によってどのように調査すべきなのかが変わってくるため、必ず最初にこれを定めておかなければいけません。
例えば、離婚や慰謝料請求を考えているのであれば、パートナーが浮気をしているという確たる証拠を押さえることが必須。浮気調査もそれを目的に動いていくことが求められます。単に真実が知りたいだけであれば、確たる証拠がなく状況証拠だけでも相手に自白させることはできるでしょう。
相手の携帯電話のロックを解除し覗き見るなどは違法行為にあたり、そこから得た情報は裁判上証拠とはなりませんが、もし調査の目的が「真実を知ること」なのであれば裁判上有効となる証拠を用意しなくてもいいので、そのための調査も必要ありません。
このように、浮気調査の結果を得た後にどうしたいのか、これを考えておくと、自分がどう動くべきなのかも明確となり、調査に何が必要なのかも見えてくるはずです。
コツコツと少しずつ情報収集するのが最大のコツ
いざ浮気調査を行うときには、コツコツと情報収集するよう心がけてください。これが、誰にもバレずに自分ひとりで浮気調査を行うときの最大のコツとなります。
浮気をされていることがわかると、あるいはそう疑うと人は冷静でいられなくなり、すぐにパートナーの自白を取ろうとしてしまいます。これは自分の首を絞めるだけ。情報が少なければ相手に言い逃れの隙を与えてしまうだけです。せっかく証拠を掴みかけていても、冷静さを忘れ感情的になってしまえばすべてがパー。浮気調査も振り出しに戻ってしまいますし、それどころか警戒したパートナーが証拠の隠滅を図り、真実が一切見えないままとなってしまうかもしれません。
100%浮気をしている証拠を掴むまでは焦らないでください。パートナーの携帯電話に入っているメールや画像などの情報、レシートや明細など、小さな証拠も積み上げていけば決定的な証拠になり得ます。パートナーに対して余計な詮索も禁物。下手な質問から浮気調査をしていることがバレてしまうこともあるのです。
また、些細な情報であっても取っておくこと、これも意識しましょう。意外なところで証拠に繋がるケースもあるため、勝手な思い込みで情報の取捨選択をしないように気をつけておくことです。
何があっても態度や対応を変えないこと
証拠や情報を集めている最中は冷静に、焦らずに、ということを上でも言いましたが、それも含めて態度や対応を変えない姿勢が求められます。これも、誰にもバレずに浮気調査を進めていくコツ。
怒ったり不機嫌になったりすることだけではありません。そうならないように意識しすぎていつもより優しくしてしまったりなどの変化にも要注意。良くも悪くも変化があれば、いつも一緒にいるパートナーは勘付くものです。
浮気や不倫をしている人はとても敏感になっています。バレてしまわないか心配しながら浮気をしているので、浮気をしていない時以上にパートナーの変化には目を光らせています。いつもと様子が異なれば、どんな変化であっても「おかしい」と判断してしまいがち。浮気調査をする側は、浮気している人のそうした性質を知っておかなければなりません。
浮気調査する前と何ら変わらないような態度や対応で、と言っても難しいかもしれませんが、バレたくなければこの点には十分に注意しながら物事を進めていきましょう。
尾行はスケジュールに確信が持ててから
上で少し紹介した離婚調停や離婚裁判ですが、あるいは慰謝料を請求しようと思えば、確実な浮気の証拠が必要となります。探偵に頼らずにこれを自分ひとりで集めようとすれば、当然尾行しなければならないでしょう。パートナーの携帯電話などから浮気相手と性交渉している写真が出てくれば別ですが、そこまでバカな人はまずいません。となると、やはり尾行の末に浮気の証拠を掴むことが欠かせなくなってきます。
尾行を実行に移すのは、パートナーが浮気をしているであろう曜日や時間帯を把握してからにしてください。スケジュールを把握しないままに尾行しても無駄足に終わる可能性大。また、尾行している間は自分のアリバイはないわけですから、急にパートナーから連絡が来た時などに対処しきれないかもしれません。自宅に宅配便などがくれば、その時家にいないこともバレてしまいます。1度だけなら「買い物に行っていた」などでごまかせるかもしれませんが、何度も宅配便の不在票が置いてある状況が続くとなると、さすがにパートナーも怪しむでしょう。
まさにコツコツと情報収集をし、それによって得た浮気スケジュールを参考に尾行を開始しなければいけません。それまではパートナーの後を追ったりするのはグッと我慢しておくことです。
最低限の性能のカメラなどは用意しておくこと
尾行したとしても、証拠を押さえなければ裁判に持ち込むことも慰謝料を請求することも難しいでしょう。その場で問い詰めて修羅場にするのが目的であれば証拠を撮影する必要もありませんが、もし経済的にパートナーと浮気相手を苦しめたいと思うのであれば、カメラで撮影し証拠を押さえなければ尾行した意味がありません。
証拠を撮影するカメラ、これはある程度の性能を備えたものを用意しておく必要があります。中途半端なものではターゲットが誰であるかを確認できず、証拠としての効力はゼロ。写真にしても映像にしても、ターゲットを鮮明に捉えておかなければいけないのです。
加えて、撮影していることを周囲にバレないようにするために、隠し撮りの技術も求められます。場合によっては隠しカメラのようなものを用意する必要があるでしょう。
自分ひとりで浮気調査をするというのは、そうした準備も不可欠であるということ。やるからには徹底してやらなければ、浮気の証拠を掴むことはできないのです。
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