「仕事が忙しい人」とは思っていても、どんなに夜遅く帰って来ても、たった一度、突然の外泊がなければ何も疑いはしなかったのにとの声が誰から上がっているか、と言うと。
彼氏、彼女や夫、妻など、パートナーに浮気を「された」経験がある人から聞こえてくるのは、「思い出してみるとあの頃からだったのかも」との声です。特に危険な関係のスターターがお酒だった、と言うパターンは、昔からよく聞くお話の一つです。
中でも一番、身も心も解放しちゃうのは、「休日前」とのことです。
花金にお酒を飲み異性との距離が縮まる
お酒を飲むと、楽しい気持ちになったり、悩みや迷いから一時的に逃れて、開放的な気持ちになります。普段とは少し違う自分になることで、仲間と打ち解けたり仲良くなる効果をもたらしてくれることから、職場で飲み会が開かれることがあります。
飲み会が面倒な人は特に、何のために飲むの?と感じているでしょう。もし答えがあるなら、「仲良くなろう!」と言うのが一番の目的です。お酒の席でのことは、多少多めに見ましょうと言うのが暗黙の了解としてあります。度が過ぎない程度なら、効果的に親睦が深まるものです。
お酒を飲むとどうして気持ちが開放的になるか?
飲酒によって判断力が失われて、抑止力を失う、つまり「飲酒は脳機能を麻痺させる」と見て良いようです。
「普段は自分を律している真面目な人ほど酔うと人が変わる」とはここからも良くわかります。こうしたい、こうでなくては、と自分に課したルールを無視できるようになる、つまり判断力、抑止力を失った状態です。
更に飲酒を深めれば完全に前後不覚になったり、うまく喋れなくなるので意思を持つことはおろか、表現することもできなくなります。
お酒は脳を麻痺させている
ひとりの大人でも、その日の体調や飲み方によって酔う度合いが変わります。いつもなら平気な量の飲酒でも、疲れ気味なら早く酔うことがあります。自分で気をつけなくては誰かに迷惑が掛かったりすることもあって、大人としての自己管理能力が問われている部分です。
「お酒は脳を麻痺させている」と自覚せず、度が過ぎて自分が酔っているかどうかの判断がつかなくなると、厄介な「酔っ払い」の出来上がりです。
更に飲み続ければ意識が朦朧とした状態になり、命も脅かされます。自分の意思で動くことができないので、「酔いつぶれ」た、と表現される状態となります。
誰が何を企んでも抵抗することはできない状態です。多くの場合、周囲の善意ある人々が家に帰してくれ、事なきを得ることになります。
休日前の外泊は浮気を疑え
休日を前にして、仕事がやっと終わった、明日がお休み!と言う開放感から、また頑張って来た自分へ、ちょっとだけごほうびを、と言う気持ちが起こらないでしょうか。
休日前にちょっとお酒を飲んで帰りたいな、と感じる方はとても多いです。お酒が嫌いでなければ、平素は我慢してすぐ帰宅しても、休日前の夕方だけは飲んでくることも多いですよね。
このお酒からもし、ちょっとした冒険心が生まれていたら。明日は休みで予定がなく、かなり開放的になっていたら。嫌な仕事が終わって、身も心もスッキリしていたら。
既に指摘している通り、お酒は人間の判断力へ影響を与えます。具体的には、少しルーズにしますので、普段なら「浮気なんてしない」と決めている人であっても、開放感やお酒の力から、少し考えを甘くすることがあります。
いわゆる、「酒の勢いで」の裏には、まず「自分の考えをルーズにする」お酒の力があり、そこへ更に「明日が休み」と言う開放感が加わって起こる、と見て良さそうです。
ここに加えて「悪いことがあったから発散したかった」とか、逆に「浮かれていた」とか、「ちょうどなびきそうな異性を見つけた」など、偶発的な要素が重なっているかも知れません。いずれにしても最後の引き金は、お酒であることが多いです。
酔いがさめて我に返って、慌てて家に帰る…となり、家族や恋人には「仕事が終わらなくて…」とか「終電逃しちゃった」とか、もっともな言い訳をしておくことになります。
一夜限りか浮気や不倫に発展するか?
お酒を飲んで酔った勢いでつい…と言うスタートの浮気、不倫、その後は2パターンです。
- お酒の失敗として、教訓にする → もう会わない、後悔している
- ついでに浮気、不倫関係のスタートにする → 何度も会う
多くの良識ある大人は、自分の間違いを認め、後悔して改善します。嘘をつくのもパートナーを悲しませないように、と言う配慮からです。しかし中には、これ幸いで関係をさらに発展させていきたい、と企む人も。
一度の失敗から不倫、浮気を続ける人の多くは、流されやすかったり、心に満たされないさみしさを持った人が多いようです。特に浮気相手が「また飲みに行こう」なんて乗り気でいる場合、つい誘いに乗ってしまうことがあります。
結局きっかけがお酒、それからはずるずると…と言う状況に。後で思い返すと、「あの日突然外泊した日から始まったんだ」と気が付くそうです。
まとめ
まず基本的な部分から確認しましょう。
パートナーを信頼している
パートナーを信じられるなら、信じる方が良いでしょう。すでに「信じられない」と言う場合は、これ以前にも浮気の徴候があったり、惚れっぽい人をパートナーに持っている場合が多いからです。
信頼している人を疑うのは、かなりリスキーです。疑いを持つだけで相手に対して罪悪感が生まれたり、不仲の原因になったりする場合があります。
信じましょう。もし本当にお酒の勢いで浮気をしていたとしても、この日限りの失敗、今後への校訓として、本人が受け止めることが多いのですから。疑念は本日これまでとし、楽しい時間を一緒に持つなど、良い方向へ目を向けましょう。
パートナーを疑っている
日ごろから浮気や不倫に興味があって、あわよくば、と言う気配がある人なら、疑う必要があるでしょう。外泊が初めてでは無かったり、明らかに嘘をついているとわかる場合も同様です。もし一歩踏み出したいのなら、詳しく調べてみる必要があるかも知れません。
正し、慎重に行動しましょう。勤務実態を会社に問い合わせるにしろ、本人に尋ねるにしろ、「私はあなたの行動を疑っています」と言う事がバレれば、ガードを固めるのが普通です。証拠をつかみたいあまり、スマホチェックを頻繁にするなど違法行為に走っては、逆に訴えられてしまう場合もあります。
詳しい専門家や経験者に相談するなど、冷静な対応をしましょう。
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