新年度に使うケアマネ手帳を探している方。また、今年からケアマネとして働くから、先輩方が使っている人気のケアマネ手帳を知りたい方。
ケアマネ手帳は介護支援専門員の業務に最適化された手帳です。これがなくてもケアマネの仕事はできますが、これが有ると無いとでは仕事の効率がまるで違う。
つまり、ケアマネならケアマネ手帳は絶対に買っておくべき必須アイテム!
ということで、ケアマネジャー歴12年、今まで30冊以上のケアマネ手帳を使い倒してきた私が、今年おすすめのケアマネ手帳をご紹介します!
ケアマネ手帳の人気ランキング
ケアマネ手帳選びのポイントは3つ。
以上を考慮して、3つのケアマネ手帳を厳選。Amazonや楽天のレビューを参考に比較して、ケアマネ手帳の人気ランキングを作成してみました。
1位:ケアマネジャー手帳2025(中央法規)
大きさ | A5サイズ |
ページ数 | 272ページ |
価格 | 1650円(税込) |
おすすめ度 |
中央法規出版の「ケアマネジャー手帳2025」は、ケアマネ界では知る人ぞ知る高室成幸さんが監修したケアマネ専用手帳です。
中身は1時間ごとにタイムスケジュールが書き込める点が最大の魅力。シンプルなカバーも常用にピッタリですよ。
日々の業務に役立つ情報が満載の便利帳は取り外し可能。手帳と分けて「手帳活用術」「関連制度の知識」「医療知識」「介護報酬の概要」をチェックすることができます。
付録のインデックスシールも嬉しいですね。
2位:ユーキャンのケア実用手帳2025年版(U-CAN)
大きさ | A5サイズ |
ページ数 | 256ページ |
価格 | 1628円(税込) |
おすすめ度 |
資格取得でおなじみのユーキャンが発売している「ユーキャンのケア実用手帳2025年版」は、現職ケアマネさんと共同開発したというケアマネ手帳。
中身はカラー巻頭には「介護制度改正情報」「高齢者施設の種類」「日常生活自立度判定基準」「人体部位名称」「医療的ケア」「介護/医療保険の給付対象区分」「16種類の特定疾病」「検査値」「権利擁護」「請求前チェック項目」など業務で必要な情報を確認できます。
3位:ケア手帳(キャプス)
大きさ | A5サイズ |
ページ数 | 184ページ(+介護サービスコード240ページ) |
価格 | 1188円(税込)〜 |
おすすめ度 |
キャプスが発売している「ケア手帳」はベテラン勢ご愛用のケアマネ手帳です。
他のケア手帳には用語集や医療知識がセットになっていますが、キャプスのケア手帳は「ダイアリーのみ」か「ダイアリー+介護サービスコード表」が選べます。
余計なものは要らない、出来るだけシンプルに使いたいというケアマネさんにおすすめ。
また、おしゃれなバインダー型もあり、こちらお値段は少々高めですが、見た目から入るという方にもおすすめです。
私がおすすめしたいケアマネ手帳
ケアマネジャー歴12年の私が長年愛用しているケアマネ手帳は「ケアマネジャー手帳シリーズ」です。個人的にすごく気に入っていて、毎年購入しています。
その理由は、1時間ごとのタイムスケジュールが細かく書けること。これはケアマネジャー手帳シリーズの特徴ですね。
私は居宅ケアマネとして働いているのですが、ケアプラン作成以外にも、調査認定、モニタリング、担当者会議への出席など、1日に何件もの予定が入ってしまいます。
施設ケアマネも同じです。利用者様の受診対応やご家族対応、行政との受け入れ調整、申し送りなど、毎日同じスケジュールなんてありえませんよね。
だから、1時間単位でスケジュール管理ができる「ケアマネジャー手帳シリーズ」がお気に入りです。
ともあれ、A5サイズでコンパクトだし、介護保険制度や関連用語辞典を調べられる便利帳が取り外し可能など、常に持ち歩くことを想定されて作られた良いケアマネ手帳です。
さすが高室成幸さん監修。ケアマネの仕事を分かっている人が作ったケアマネ手帳って感じですね。
ケアマネ手帳の使い方・書き方
最後に、私が実践しているケアマネ手帳の書き方・使い方のポイントをご紹介します。参考にしてみて下さい。
TO DO リストを作る
今日やるべきことを忘れてた!って経験はありませんか?そんな方はにケアマネ手帳に「TO DO リスト」を作成するといいでしょう。
「TO DO リスト」はいわば「今日やるべきこと」のチェックリストです。
うっかり忘れとかじゃなくて、仕事が忙しすぎて予定を忘れてしまうことってあると思うんです。
そういったミスを防ぐためにも、前日の業務終わり、または当日の朝に「TO DO リスト」を書き出す習慣を付けましょう。1日に何度も見るケアマネ手帳なら安心ですよ。
色ペンを使う
ケアマネ手帳に記入する際、相手や業務ジャンルを色ペンで色分けすると見やすくなります。
例えば、私の場合、
このように色分けして、手帳を開いた瞬間に大まかな業務内容を理解できるようにしています。
あまりいろんな色を使いすぎるとゴチャゴチャしてかえって分かりづらくなるので、3〜5色に留めておくと良いかもしれません。
スタンプを使う
文字にすると、どうしても長くなって記入欄がコチャゴチャしがち。ケアマネ手帳のスケジュール欄もそこまで大きくありませんからね。
あと、最近老眼気味なので細かい文字が書けないんですよね笑
そんな私は、スタンプ(ハンコ)を活用しています。業務ごとにアイコンを決めておけば、あとはスタンプを押すだけ。
スケジュール欄がすっきりして見やすくなります。
シールでもいいですが、頻繁に使うのでハンコの方がコスパは高いですよ
ケアマネ手帳は必須アイテム
ダブルブッキングやドタキャンを予防するためにも、ケアマネ業務はスケジュール管理がとても大切。
今の時代はスマホでも代用可能ですが、ケアマネ手帳ならパッと開けるし、イラストや図も描けるので私にとっては必須アイテムかな。
忙しい時こそケアマネ手帳を仕事の「相棒」として、上手く活用してみましょう。
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