パートナーが浮気をしているかどうかは知りたい、でも、探偵事務所に浮気調査を依頼すると多額の費用がかかるので躊躇している。このように思っている人は、世の中にたくさんいるはずです。確かに浮気調査費用は安いものではありませんが、ちょっとした頑張りで安く抑えることも不可能ではありません。
是非試してもらいたいのが、浮気調査を依頼する前の下調べ。これがしっかりとできていれば、下調べが全くできていない人よりも安い費用で浮気調査をしてもらえるでしょう。
どれだけ下調べが重要であるのかとともに、値引き交渉のポイントについても考えていきます。
下調べで調査費用が安くなる理由
独自の下調べをしておくことによって、浮気調査の費用が安くなることがあります。なぜなのでしょうか。と、その前に、この下調べについて少し説明しておきます。
この場合の下調べとは、自分一人でリサーチなどを行い必要な情報を集めておくことを指します。必要な情報は何か、これについては後述しますが、この作業をしたのとしないのとでは大違いであることは覚えておきましょう。その下調べを文字や画像としてまとめておく、ここまでしておかなければ意味がありません。下調べで得た結果というのは、あくまでも他人(探偵事務所の相談員や調査スタッフ)が見て理解できるものにしておく必要があります。
では、なぜこの下調べをしておくことで浮気の調査費用が安くなるのでしょうか。端的に言ってしまえば、調査が早く終わるからです。
依頼者が支払う費用は、探偵事務所のスタッフが行う浮気調査の時間によって大きく上下します。調査時間が短ければ短いほど安く済み、長くなればなるほど費用が嵩んでいくのです。下調べをしておくと、それがない時と比べて浮気調査にかかる時間が短くなるため、全体の費用を安く済ますことができるわけです。
また、下調べの結果によっては、余計な経費もかけずに済みます。例えば交通費や宿泊費など。下調べの結果が詳細且つ正確であればあるほど、調査スタッフの移動も楽になるでしょう。移動距離そのものも短くなる可能性が高く、その分費用も少なくなるはず。結果、浮気調査全体にかかる費用を安く済ませることにつながるのです。
交渉次第では、かなりの割引や値引きになる可能性を持つ下調べ。費用をできるだけ節約したいのであれば、これを入念に行っておきましょう。
調査費用の値引きにつながる下調べとは
探偵事務所に浮気調査を依頼する前に、何を下調べしておくべきなのか、重要なのはここです。無駄な下調べはあまりありませんが、調査費用の割引や値引きにつながる下調べと、そうはなりにくい下調べとがあるので、その点も押さえつつ独自のリサーチを行っていきましょう。
浮気相手と会っていると思われる曜日や時間帯など、パートナーの浮気行動パターンがわかれば、確実に調査費用を安く抑えることができます。いつ浮気するかわからない場合、探偵事務所は多くの時間や人員を割いて調査をしなければならず、それだけ費用が嵩んでしまうのです。ターゲットが浮気をしていなくても、調査をすればその分の費用は請求されてしまいますから、あらかじめ浮気をする曜日や時間帯が分かっていれば、それは非常に重要な情報となり得ます。
浮気をしている場所、これもわかれば調査費用の割引につながるかもしれません。行動パターンの時と同様で、場所がわかっていれば調査スタッフは余計な移動をせずに済み、また、証拠の映像等も押さえやすくなるため、調査費用をかなり抑えることができるでしょう。
浮気相手の名前や年齢、住所や電話番号、勤務先などが下調べによってわかれば、これも調査費用を安くする要素として利用することができます。慰謝料の請求は浮気相手にもすることができ、これを行うには相手のことが分からなければなりません。ここまで含めて探偵事務所に依頼するのであれば、浮気相手の情報を下調べの段階で分かっていることで、調査期間や調査費用を安く抑えることができるのです。
パートナーと浮気相手のメールのやり取りや、浮気をしているだろうと推測できる写真などを携帯電話からゲットすることも、下調べの一環として行うことができるでしょう。これらを入手しておくことは確かに重要ですが、これだけでは浮気調査の期間や費用を安く抑えることは難しいはず。そうしたメールや写真だけでは、いつ尾行すればいいのか、どこに張り込んでおけばいいのかがわかりません。
調査費用の割引や値引きにつながる情報を得ること、これが下調べをするときに心がけるべきことと覚えておきましょう。
下調べ結果とともに予算を提示し値引き交渉
下調べを自ら行った結果、パートナーの浮気に関する行動パターンやいつも浮気相手と会っているであろう場所などを手に入れることができたら、それを元に探偵事務所に相談に行き、値引き交渉にトライしてみましょう。
相談に行くと、おそらく色々と聞かれます。聞かれてから答えてもいいですし、聞かれないことに関しては自ら言い出してもいいですが、下調べで得た結果や情報を探偵事務所の相談員に伝え、どのような調査が必要なのか、どの程度の調査期間が必要なのかを尋ねてください。相談内容や下調べの結果などを踏まえて、見積もりを提示してくれるはずです。
パートナーの行動パターンをほぼ完璧に把握し、浮気している曜日や時間帯、場所が明確になっているにもかかわらず、もし、1週間や10日といった調査期間での見積もりを出してきたら、「長くても3日で済むはず、もっと安くなりませんか」などと交渉してみましょう。
浮気の証拠を裁判等で証拠として認めてもらうには、何度も浮気をしているという確証を掴まなければいけません。しかし、行動パターンがわかっていれば、3日の尾行で3度の浮気の証拠が得られるはず。と、このように交渉をすれば、値引きに応じてくれるはずです。
また、探偵事務所の提示してきた見積もりよりも安い予算を提示するのも、交渉テクニックの一つ。「幾らまでしか出せない」と上限を設定し伝えることで、それに収まるような見積もりを提示し直してくれるかもしれません。
値引き交渉に有効な他社の見積もり
下調べをし確かな情報を得ておく以上に、浮気調査費用を安く抑える有効な手段はないでしょう。しかし、もう一つだけ試してもらいたい値引き交渉術があります。
他の探偵事務所に出してもらった見積もりを利用してみましょう。多くの探偵事務所では、無料で見積もりを出してくれます。幾つかの探偵事務所に相談に行き見積もりを出してもらった上で、それを他社に提示しつつ、「他のところではこのくらい」と切り出すのです。うまくいけば、値引き交渉に応じてくれるかもしれません。
幾つかの探偵事務所の見積もりを出してもらうことで、それぞれの浮気調査にかかる費用や丁寧さ、対応の良さなどもわかるはず。複数の探偵事務所を比較することで、より正しい選択につながる効果も得られます。
下調べの結果を提示するとともに、こうした方法も駆使しながら、できるだけ浮気調査費用を安く抑える工夫をしてみましょう。
記事のコメント