毎年3月の受験シーズンが終わると、すぐに始まるのが新高校3年生に向けた大学受験対策。試験勉強もデジタル化が進み、参考書だけで大学受験に挑む学生は今や珍しい。
そんな現代の受験対策の中でも、今、最も注目されているのがリクルートの学習サービス「スタディサプリ」です。
スタディサプリの類型利用者数は1,300万人を超えており、早期スタートダッシュで差をつけようとしている新高校3年生の多くが利用しています。
スタディサプリのメリット1:料金の安さ
スタディサプリは入会金・初期費用が無料です。月額1,815円と塾に通うより断然安く始められます。会員登録後は、約1000もの講義動画を好きなだけ見る事が出来ます。
値段だけ聞くとあまり安いと感じない方が多いかと思いますが、実際に塾や予備校に通った場合と比べてみるとその差は歴然です。
一般的な塾や予備校に通った場合、年間50万円以上かかると言われています。
しかし、スタディサプリなら、入学金、受講料金、センター試験対策講座、志望校対策講座の全てが利用できて、月額1,815円。年間だと21,780円です。つまり塾や予備校に通うより約48万円もお得という計算になります。
スタディサプリのメリット2:超一流講師による受験対策講義動画
スタディサプリ会員登録後は、プロ講師による学年・科目・レベル別に分かれた基礎講座とセンター対策講座など、50以上の受験対策講義動画を見る事が出来ます。
サービスはパソコン、スマートフォン、タブレットで利用可能。何かと調べる事が多い受験ですが、それをスタディサプリという1つのサービス内で完結できるようになっています。
講師には、ユーモア爆発のミスター数学「堺 義明」や、英語教育界の革命児「関 正生」など超一流が勢ぞろい。
ちなみに、講義動画は忙しい学生向けに1.4倍速の高速授業も出来るらしいです。勉強に時間を使いたい受験生にとっては、あらゆるサポートを行ってくれるスタディサプリはとても助かる出来となっています。
スタディサプリのメリット3:志望大学の過去問題が解き放題&無料ダウンロード
スタディサプリでは、115校もの有名大学の過去問題が解き放題です。過去問題は無料でダウンロードも可能なので、プリントアウトして模擬試験を行う事も出来ます。
丁寧で分かりやすい解説解説も公開されているので、間違えた所の復讐もバッチリです。
志望校の過去問題を解くことによって、今の自分の学力との差を知る事が出来るので、効率的な勉強計画を立てる事が出来る事が最大の魅力でしょう。
スタディサプリのメリット4:万全なセンター試験対策
スタディサプリでは、最新5年分・15科目の過去問題も公開されており、各科目の問題を分野別に整理しながら試験勉強が行えます。
過去問題同様に丁寧な回答・解説も付いているので、何度も繰り返し問題を解く事で確実に力を付ける事が出来ます。
さらに、スタディサプリオリジナルのセンター模試も受ける事が出来るので、本番さながらの気持ちで受験出来ます。オリジナル問題のセンター模試はWEB模試なのですぐに採点結果が分かるのも魅力です。
スタディサプリのメリット5:志望大学のリサーチ・情報管理
スタディサプリは、講義動画や過去問題など試験勉強の為だけのサービスではありません。受験生を全面的にサポートする総合的なサービスです。
志望する大学の受験科目、入試日程などを簡単に調べられるだけでなく、パンフレットや願書の手配もスタディサプリ内で行う事が出来ます。
さらに、志望校の受験スケジュール管理や志望大学のリスト管理など、忙しい受験生にとっては嬉しいサービスとなっています。
スタディサプリはやめた方がいいと言われる5つの理由
「スタディサプリ」が大学受験において時間の無駄になる場合や、やめた方がいいと感じる理由は、以下のようなポイントが挙げられます。
1. 自主学習の難しさ
スタディサプリはオンラインでの講義や教材提供がメインのため、自分で計画を立てて学習を進める必要があります。
計画的に進めるのが苦手な人や、モチベーションを保つのが難しい人には、かえって時間の無駄に感じられることがあります。
2. 対面でのサポートが不足している
通常の塾や予備校では、講師やスタッフと対面でのコミュニケーションがあり、疑問点がすぐに解決できたり、個別の指導が受けられることが多いです。
しかし、スタディサプリではオンラインのため、質問対応や細かなアドバイスが対面ほど充実していない場合があります。特に学習の進捗に応じたきめ細かな指導が欲しい受験生には物足りなく感じることもあります。
3. 勉強の習慣が身につかない
いつでもどこでも学習できるスタディサプリの利点が、逆に「後回しにしてしまう」というデメリットにもつながることがあります。
計画的に時間を確保する習慣がないと、学習量が不足し、受験対策が不十分になってしまう可能性があります。
4. 特定分野でのサポートが不十分
スタディサプリは幅広い科目をカバーしていますが、科目ごとの細かな対策や特殊なテーマの解説には限界がある場合もあります。
例えば、理系の高度な内容や小論文対策など、特定の分野での指導が不足していると感じる人もいます。
5. 実践的な問題演習が不足
多くの受験生は、問題集や模試などの演習を繰り返すことで理解を深め、試験本番の対策を行います。
スタディサプリも演習問題が提供されていますが、実際の問題集や模試と比較すると演習量や質に物足りなさを感じる場合があります。
特に難関大学を目指す場合は、追加の教材や模試が必要になることが多いです。
スタディサプリは自主学習が得意な学生のみにおすすめ
スタディサプリは、スケジュール管理がしっかりでき、自主学習が得意な人にとっては良いツールです。有名な講師による動画が見放題な上、利用料金も安く、親御さんの負担も少なく済みます。
しかし、集中が続かない、勉強が苦手、対面指導や学習の習慣づけが必要な方には、スタディサプリだけではおそらく無意味に終わるでしょう。
スタディサプリ以外の他の方法と併用、例えば塾や予備校などのサポートを検討する方ことで、効率的な大学受験対策となる場合もあります。
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