母乳は栄養が豊富に含まれているので、赤ちゃんにとっては最高の食事です。
そもそも昔から母乳育児が進められていますよね?
その理由としてひとつあるのが、母乳には多くの免疫成分が含まれており、その免疫力を赤ちゃんへ受け渡す手段が授乳と言われています。
また、日本人の主食は身体に良い和食ということもあり、外国人の母乳に比べてかなり多くの栄養を含んでいます。
そんな栄養たっぷりの母乳を、たくさん赤ちゃんに飲ませてあげたいという人におすすめな、母乳が栄養豊富で美味しくなる栄養と食事をご紹介します。
乳質を改善したい方も必見ですよ!
どんな食事スタイルが良質な母乳を作る?
母乳育児となると普段の食べ物はかなり制限されますよね。
例えば脂っこいものや甘いもの、辛いものなどは身体に良い母乳を作りません。
基本的にバランスの良い食事を心がけてください。
一汁三菜という昔ながらの日本のスタイルで美味しくて質の良い母乳を作りましょう。
母乳に必要な栄養を豊富に含んだ食材とは?
美味しくて質の良い母乳には、アラキドン酸(ARA)とDHAを豊富に含んだ食材がおすすめです。
この2つの栄養は、赤ちゃんの成長に欠かせない大切な栄養分となります。
アラキドン酸(ARA)は主にレバーや卵、肉に含まれています。
DHAは日本人が良く摂取する魚を含めた魚介類に豊富です。
他にも血液の成分の質を高める豆類、海藻類、根菜なども摂取するように心がけましょう。
乳質改善!良質な母乳を作る簡単レシピ
これらの食材を使って良質な母乳が簡単に作れる魔法のレシピがあります。
慣れない育児で忙しい方や、妊娠中のだるい体でも作れる楽チンなレシピをご紹介します。
煮込むだけの筑前煮(ちくぜんに)
一番簡単な料理は、食材を煮込むだけの筑前煮です。
具材にはゴボウやレンコンなどの根菜、そしてコンニャク。昆布などの海藻類だけではなく鶏肉やレバーなどなんでも入れられ、栄養分も豊富に摂取できます。
筑前煮以外にも、ぶり大根といった煮物も簡単なのに栄養豊富で、良質な母乳が作れる食材を使った和食の定番料理です。
豆乳レアチーズケーキ
甘いものが食べたい女性には豆腐を使った豆乳レアチーズケーキもおすすめです。
材料はいたってシンプルで豆腐とクリームチーズとゼラチンがあれば作れます。
豆腐は絹ごしを使うことでなめらかな触感を楽しめます。
クリームチーズとゼラチンと水を混ぜて冷蔵庫で冷やせば出来上がり。
簡単なのに栄養満点で美味しくて女性に嬉しい低カロリー。
乳質が良くなる栄養素と食べ物まとめ
母乳を与える期間は一般的には1年程度といわれています。
生後5〜6か月まで母乳だけで育つので赤ちゃんにとって母乳は主食です。
質が良く美味しい母乳を作りたいと思うのはお母さんの愛情ですよね。
徹底して栄養豊富な食材を使い、かえってストレスになってしまっては理想的な母乳は作れません。
無理なく普段の食事を工夫し乳質を改善して、大切な時期に質の良い美味しい母乳レシピでたくさんの栄養と愛情を与えましょう。
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