噂好きな人と休憩時間が一緒になると、「○○部長、不倫だって」や「知ってる、△△さんでしょ?」といった会話が耳に入らないでしょうか?
当人となる二人は隠しているつもりなのでしょうが、どうしてか職場内の恋愛事情はバレバレだったりします。
こんなにリスキーなのに、どうして社内恋愛にまで発展するのか。さらにどうしてバレちゃうのか。解析して参りましょう。
どうして不倫をするの?
恋愛体質、なんていう言葉がありますが、なるほどと感じるほどピッタリな男性、女性が世の中にはいます。結婚していても恋愛がやめられない人、恋愛依存、性行為依存になっている人がいます。
「浮気なんてする人は、節操がないんだ」と思いがちですが、案外有能な方が多いみたいで、海外セレブや有名なアスリートなどが話題に上ることもあるので裏付けとなるでしょう。仕事ができて人柄がよく、基本的に能力が高いので時間をうまく使え、大変魅力的だからこそ相手に事欠きません。
こういった相手が「手練れの恋愛師」であり、目をつけられた方が奥手な方であれば、かなりの確率で餌食になってしまうのは明白、気をつけなくてはいつの間にか不倫に巻き込まれてしまうこともあるんですね。
どれだけ良識的な人も、恋愛師の策にハマる可能性がある、と考えて良さそうです。しかしたとえ標的にされても、多くの大人は理性を持って回避しています。
ところがちょうどこの時期に、悪いことに判断力を失っていたり、判断を間違ったりすることが起こります。心にさみしさが募っている時は特に要注意で、さらにこういった場合、本人はさみしい思いをしていることに、ほとんど気が付きません。結果的に、まんまと罠にはまることがあるんですね。
職場不倫のきっかけとは?
ではここから、具体的なきっかけを考えて行きましょう。こちらでは「浮気がしたい」人が相手を探す目線をメインにしています。
不倫できそうだと思われる
例えば「結婚しよう!」と言う場合、あえてサプライズ的にみんなの前で堂々とプロポーズすることもありますが、不倫となると話は全く別。絶対に知人に知られないように気持ちを伝える必要があります。
職場やプライベートなど、時間を見つけて二人きりになった時をきっかけにして、不倫関係が始まります。場合によっては気になる人の中から「二人きりになれる異性」をターゲットにしている事さえあります。
時間の長さはあまり関係ありません。5分でも毎日のように会話を積み重ねて行ったり、少しずつその気にさせて、恋愛感情を植え付けることができてしまいます。
その後何かのきっかけがあれば、一気に恋愛関係に持ち込むことができます。
お酒で気持ちを開放的になる
大人の恋愛にお酒は欠かせないもの、特にきっかけとして大いに役立つのがアルコールです。気持ちを開放的にしたり、細かいことを考えさせない効果がありますので、不倫関係のスタートにはこれ以上ないシチュエーションとして飲み会が利用されます。
たとえみんなと一緒の集まりだとしても、飲み会が終わった後が問題です。それぞれ帰宅方面が分かっていることも多いですし、もし方向が逆でも、相手が女性で男性から親切に「送っていく」と言われれば、仕事の関係がある以上、強く断ることもできません。逆に「送ってくれませんか?」と女性から男性にお願いされ、無下に断れないこともあるでしょう。
お酒が恋愛開始、不倫開始に勢いをつけるのは間違いありません。
様々な困難を二人で乗り越える
職場では困難な状況に陥って先輩、上司に相談することが良くあります。経験豊富な人生の先輩とは、力強く頼りになるものです。またかわいい後輩に親身になることは、業務として、人としても必要なこと。
教えてもらう、アドバイスしてあげるという関係そのものが恋愛関係ととてもよく似ていて、徐々に深まって不倫へ発展することがあります。
仕事仲間として共通目的を持ち、協力関係を持って困難な業務に取り組むことから恋愛感情が生まれてしまうのですね。
二人きりの残業
やむを得ず時間外に仕事をするので、周囲には他に誰もいなくなることがあります。二人きりになってしまえば食事にも誘いやすいし一緒に帰ろう、と言う流れも自然です。
仕事が忙しい程ストレスが積もります。もしストレス発散の場を求めても家庭に癒しがなかった場合、満たされない思いを持ってしまい、不倫に陥りやすいと言われます。「疲れている人、弱っている人は落としやすい」は不倫に限らず恋愛スキルなどでよく上がる項目です。
「不倫したい人」は、こういった方をメインターゲットにしていることが多い様です。経験豊富で「付き合えるタイプ」を熟知しているのか、鼻が利くとでも言うのか、かなり的確に標的を決め、じわじわと迫って行きます。
職場不倫はなぜバレる?
不倫をする人とは、周囲からやや危険視されます。人間は自分を脅かす存在には敏感で、詳しい事や真相を知りたくなるのが常ですよね。「自分には関係ない」と言いつつも、噂が耳に入ればよーく聞いてしまうし、話題になれば「不倫してるって聞いたけど本当かな」なんて言ってしまうもの。
特に他人の恋愛事情に敏感な女性たちの間では、この手の噂話は広がりやすいです。バレないように工夫をしていても、大方の不倫はどこかから漏れているようですよ。
- 不自然に仲良し
- 不自然に知らんぷり
- なぜか有給が一緒
- なぜか残業が一緒
- 二人とも飲み会が終わる前に消える(時間が違っても怪しまれる)
これらの行動のうち、いくつかが重なることで疑惑が高まり、発覚していくという経過が多い様です。噂になっていることを知らないのは、当人同士とその家族だけ、なんてこともあります。
まとめ
色んな恋愛があるように、不倫にも色んな形があります。不倫がしたくて相手を探してアタックをする人、したくなかったけど成り行きや巻き込まれる形で感情を取り込まれてしまった人、ただひたすら性的関係を求めている人、不満のはけ口にちょうどよかっただけの人。
人間は間違える生き物だと思えば、いくらか納得が行きます。心に空しさ、さみしさを抱えると、判断を誤ることは良くあります。もし不倫を回避する、あるいは揺らぐ心をつなぎとめる方法があるなら、穏やかで安らげる家庭にしかないとも。
自分のいるべき場所があれば、どんなに傷ついても帰って来ることができます。「そんな場所、うち(自宅)以外ないよ」と思えなくては、どなたにも社内不倫の可能性があるのかも知れません。
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