キングダムカム・デリバランス(Kingdom Come:Deliverance)は、舞台は中世ヨーロッパ、ボヘミア王国の世界観を忠実に再現したゲームです。細部にまでこだわったグラフィック、また臨場感ある環境音が特徴。
スカイリムやオブリビオンと同じオープンワールドFPSですが、魔法やモンスターなどは一切ありません。とことんリアルを追求した玄人ゲームなんです。
そんなリアリティが売りのキングダムカム・デリバランスですが、どうやら北米版(海外版)と日本語版では規制に違いがあるようです。
日本のゲーム規制とCEROについて
そもそも、なぜ日本のゲームだけ、これほどまで規制されるのか?という点について。
日本のゲーム業界は、CERO(特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構)によって厳しく審査されています。
CEROでは「ゲーム=子供向けの遊び」という前提で、以下の4項目で線引きされています。
- 性表現系
- 暴力表現系
- 反社会行為表現系
- 言語・思想関連表現系
どういった内容がダメなのか、詳細な基準に関しては非公開。しまいには、審査する人は実際にプレイせずに決めているとのこと。
性的な表現が含まれるアダルトゲームは全面NG、つまりあからさまなエロゲは徹底排除となっています。
一方で、GTAのような「飲酒」「タバコ」「麻薬」「盗み」「殺人」はOKなんですよね。龍が如くも思いっきり反社ゲームです。謎です。
リアルな世界観を追求したキングダムカム・デリバランスは、CEROに引っかかり、規制が入ったというワケなんです。
日本語版で規制された項目とは?
話を本題に戻して、キングダムカム・デリバランスの日本語版は、DMM GAMESから販売されています。
国内販売に向けて、テキストの日本語翻訳、さらにはキャラクターの全セリフを吹き替えが行われました。また、日本の法律、つまりCERO規格に合わせて、全部で3ヶ所の規制が施されたとのこと。
規制は以下の3箇所です。
- グラフィック1ヶ所の修正
- 性的なシーン2ヶ所の暗転
グラフィック1ヶ所の修正は、グロテスクなテクスチャを張り替えたとのことでした。とは言え、日本語版でも斬首刑で首が転がったりと、規制後でもそこそこ過激な描写が残っていましたね…。どこだろう…。
そんなことよりも気になるのが、性的なシーン2ヶ所の暗転!
実際に日本語版をプレイしてみましたが、確かにムフフなシーンは音声のみ暗転が…これだ!これに違いない!これは気になる!
ということで、SteamでPC北米版(海外版)を購入して、実際にプレイしてみました!
日本語版で規制された性的なシーン2ヶ所
日本語版で規制された性的なシーン2ヶ所ですが、具体的には「テレーザとの行為」と「ゴドウィン神父と羽目を外した時」でした。
テレーザとの行為
幼馴染のテレーザとデートを重ねて、ついに来たその日。
嵐の夜、テレーザと二人っきり…。
キスをして、干し草に倒れこむ…。
はい!日本語版ではここで暗転!この先が気になるぅ!続きは動画で!
ゴドウィン神父と羽目を外した時
お次の規制シーンは、ゴドウィン神父と羽目を外した時です。
ゴドウィン神父と酒場でどんちゃん騒ぎ。
注意されて、殴り合い。
教会の鐘を鳴らしたり、吐き散らかしたりと好き放題。
はい!日本語版ではここで暗転!真っ黒画面!でも音声では、ゴドウィン神父と愛人がヤリはじめた、パンパンアンアン、私たちもヤらない?からの、喘ぎ声…。
おい!どうなってんだ!何が起きてんるんだ!続きは動画で!
その他の性的なシーン、例えばステファニー夫人との不倫シーンや入浴シーンはどうなの?と気になっていましたが、確認したところ北米版も同様に暗転されていました。
つまり、暗転規制シーンは上記の2ヶ所ということ!はぁ〜スッキリ(意味深)
キングダムカムをフルで楽しむならSteam+日本語MOD
「実際に自分の目で確かめたい!」といったスケベな方は、SteamでPC版(北米版)を購入し、日本語MODを入れればOK!
https://store.steampowered.com/app/379430/Kingdom_Come_Deliverance/
https://drive.google.com/drive/folders/1Ruz7bVj8jJFBjhXm7SiuahZzZd5lV33e
SteamのPC版(北米版)なら、シーンやグラフィックの規制なしはもちろん、テレーザが主役のダウンロードコンテンツが楽しめたり、犬使いのスキルが使えたり、ファストトラベルの速度が早かったりと、他にもメリットたくさん!
ですので、キングダムカム・デリバランスをフルで楽しみたい方はSteamで購入できるPC版がおすすめです!
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