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titleタグの文章区切りは半角「|」と全角「|」どちらがいいのか?

titleタグの文章区切りは半角「|」と全角「|」どちらがいいのか?
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SEO内部対策でとても重要なtitleタグとして設定するページタイトル。検索でヒットさせたいキーワードを含み、かつユーザー興味をそそる32文字以内の文章を設定するのがセオリーと言われています。

SEO内部対策においてのtitleの決め方は人それぞれのこだわりがあると思うので、ここでは言及しませんが、先日、会社のSEO担当との話題に上がった、各キーワードを区切る際に使われる、半角「|」もしくは全角「|」について紹介します。

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半角「|」と全角「|」について

半角「|」もしくは全角「|」は通称「パイプライン」や「縦棒」や「バーティカルバー」と呼ばれています。半角の場合はプログラム言語の論理和に使われます。Webの場合、文字同士を区切る装飾などに良く使われます。そしてtitleタグでは半角「|」もしくは全角「|」が頻繁に使われます。

個人的考えだと、本気のSEO内部対策であれば、titleタグに区切りなどは一切使用しないドンズバのタイトル文が有効だと思っています。ですが、コーポレートサイトのような、社名やブランド名などの「メインキーワード」とページの概要を表す「サブキーワード」を明記するtitleタグも存在します。

個人的に理想的だと思うtitleタグ
「○○のことなら株式会社○○の○○がすごい効果的」

コーポレートサイトで使われがちなtitleタグ
「株式会社○○ | 会社概要」

SEO的には半角「|」もしくは全角「|」のどちらがいいのか?

先日、会社のSEO担当とtitleにおける文章の区切りは、半角「|」もしくは全角「|」のどちらがいいのか?という話題になりました。

SEO担当は全角「|」派。理由は、見た目と文字数。半角「|」でtitleタグを区切ると窮屈で見た目が悪くなります。

文章の区切りが半角「|」のみ
「株式会社○○|会社概要」

その為、半角「|」の前後に半角スペースを入れて体裁を整える必要があります。

しかしそうなると、半角「|」と半角スペース2つで、文章の区切りに計3文字使うことになり、全角「|」より2文字多くなる。最適な文字制限があるtitleタグに置いては良くないと主張していました。

よって、全角「|」で文章を区切った方が綺麗でかつSEO的にも優位と判断したそうです。

文章の区切りを半角「|」+半角スペース2つで13文字
「株式会社○○ | 会社概要」

文章の区切りを全角「|」で11文字
「株式会社○○|会社概要」

Googleは文字数計算ではなく容量(バイト)計算だった

しかし、私は逆の半角「|」を使用する方がいいと反論します。

まず、文字数についてですが、Googleによるtitleタグの文字数カウント方法は、文字数計算ではなく容量、つまりバイト計算によるものです。

ご存知の通り、全角日本語は2バイトです。一方で半角英数字記号は1バイト。つまり、半角「|」と両サイドの半角スペースでは計3バイト。全角「|」は計2バイトになります。

titleタグの文章区切りにおいて、半角「|」と全角「|」ではたった1バイトしか差がないので、文字数という観点からでは全く気にする必要はありません。

文章の区切りを半角「|」+半角スペース2つで23バイト
「株式会社○○ | 会社概要」

文章の区切りを全角「|」で22バイト
「株式会社○○|会社概要」

全角「|」は記号?それとも日本語文字?Googleは判断できるのか?

次に、全角「|」はGoogleが日本語、または記号と認識して、一つのキーワード文字と扱われる事もあるそうです。

あくまで、全くのブラックボックスでもあるGoogleのSEOに対する、想定の範囲内の仮説に過ぎませんが、このような様々なデータから考えられる脅威をつぶしていくのもSEOです。

結論:タイトルの文章区切りは半角「|」にすべき

結論から言うと、私はtitle文を区切る場合、半角「|」と前後の半角スペースが好ましいと考えます。

少し論点の離れますが、Google AdWordsの広告見出しの文字数上限は、全角で12文字までに対して、半角だと25文字までとなっています。半角の方がお得感ありませんか?(笑)

ちなみにYahooリスティングの広告見出しは、半角も1文字とカウントされてしまうので要注意です。

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