浮気、不倫デートで使われる場所と言うと、ラブホテルが一番多いです。なんだかんだで一番便利でコスパも良く、出入りもしやすく清潔です。最近は嗜好を凝らしたラブホテルがあったり、まるでリゾートホテルのようだったり、ネットで予約ができるところも増えて来ています。
しかし、会う回数が増えるとラブホテルには行かない人たちもいます。付き合い始めこそ無難にラブホテルを利用していたが、飽きてアブノーマルを求めたり、お金が続かなくなったりで、デートコース変更をするようなことがあります。
ラブホテルに通い詰めている気配がないなら、もしかすると別の場所でセックスをしているのかも知れません。一度、定石を捨てて考えてみましょう。
ラブホテル以外の浮気場所とは?
浮気、不倫の定義としては、セックスをしているかどうかがカギになります。どこでなら性的行為が可能か、という視点で探していきましょう。
浮気相手の家
相手が一人暮らしをしている場合はもちろん、双方が不倫、つまりダブル不倫のケースでもよく使われます。主婦が昼間に男性を家に呼んでセックスしたり、奥さんが妊娠して里帰り中に女性を招く旦那さんなどのケースも多いです。
夫、妻が留守の間に異性を引き込み行為に及ぶので、費用が掛からないのが最大のメリットですが、バレるリスクが非常に高いのがデメリットです。特に女性にとって「家」は「守るべき場所」、営巣本能が働くので敵に回せば非常に恐ろしく、逆に味方のケースでは完璧に証拠を隠すことができるでしょう。
つまり夫が家で不倫をすれば、妻にたちどころに見破られ、逆に妻が家でする不倫はかなり巧妙に隠蔽すると言うことです。
似たケースとして、不倫カップルのどちらかの持ち物の「別荘」での不倫も多いです。ある期間のみ利用する家なので、よりバレにくいだろう、と考えます。
ビジネスホテル
「浮気・不倫=ラブホ」の図式があって、「ラブホテルへ出入りする写真」が法的に有効な証拠として知られるようになった頃から、ビジネスホテルが格好の不倫現場として持ち上がって来たようです。
ラブホテルはセックスするための場所ですが、ビジネスホテルなら様々な利用目的があり、肉体関係だけを疑うことができないことを、逆手にとっています。
ビジネスホテルの他にもシティホテル、観光地の旅館などが「デイユースプラン」など、日中の利用を想定したプランを用意して人気が出ています。ホテル側は空いている日中の部屋の活用法として「観光の合間に休憩をとれる」と歌っていますが、不倫カップルのデートにもよく利用されています。
漫画喫茶(ネットカフェ)
個室が格安で利用でき、カップルシートやファミリールームなど、複数人での利用も想定されている店舗もあります。仕切られているとはいえ、完全に個室ではなく、その半解放の部分がむしろ不倫、浮気など刺激を求めている人を引き付けるメリットになっているとも見られます。
シャワーが使えたり食事もできて、簡単なラブホテルみたいにとらえることができますが、漫画喫茶などで性的行為を行うことは違法で、店員に見つかって退店させられたりすることもあります。
しかし摘発に至る判断は、各店舗、運営会社によって基準に幅があるようです。支払い時の注意、警告のみで済ませたり、発見次第直ちに店員が個室に踏み込んで来たり、対応も様々です。都合の良い店舗を見つけているのかも知れません。
カラオケ
セックスに必要な条件である個室を備え、食べ物や飲み物も充実しています。大抵のカラオケ店は賑やかで防音も考えてあり、物音を気にせずセックスすることができます。
監視カメラが設置されているからこそ「喜んで」と言うタイプの人が、不倫や浮気常習犯に多いものですが、実は各個室の監視カメラはダミーである場合も多いのだとか。全然バレる気配もなく、常連になっていることもあります。
ウィークリーマンション
少し前なら、愛人のために一部屋を用意するのが、資金を持つ男性の常套手段でしたが、現在ならもっと手軽に契約できるウィークリーマンション、マンスリーマンションが浮気や不倫にも利用されています。
中には1日から利用できることもあって、旅行などでホテルを検索すると、一緒にウィークリーマンションがヒットすることさえあります。
居住環境が整っているので便利、場所を次々に変えることもできます。一般的な賃貸に比べて契約が簡単で手軽なのがメリットですが、とはいえ資金がある程度必要です。
レンタルルーム
ラブホテルの簡易版として流行りつつあるのがレンタルルームです。料金で比較すると半分くらいで済むことが多く、かつベッド、シャワーなどの設備も一通り整っています。
ラブホではないのにラブホのように使え、かつ安い。利用しない手がないのは理解できます。でもまだ一般的になっておらず、どこにでもある施設ではありません。行き当たりばったりで利用するよりは、用意周到であることが想像できます。
デリバリーヘルスなど、性風俗店を良く利用する男性に知られている施設だとも言われます。
車の中
資金がそれほど必要なく、必要とあれば人目を避けて遠くへ逃げることもできます。日ごろから車を使う人なら、車内でセックスはしないとしても、移動手段として利用する確率は非常に高いです。
車の中は二人の距離がとても近いので、接近したり触れたりしやすいことも一因し、セックスに通常以上の刺激を求める人にとってはこれ以上ない好条件だとも言えます。
ドライブをしながら公園の駐車場、高架橋の下や大型ショッピングセンターの駐車場、海辺や河川敷など、人気がなければどこでも出来てしまいます。
公園
車を夜の公園の駐車場に停めて、と言うこともありますが、公園には茂みや物陰、トイレがあります。これらがセックスするための場所になります。
もはや絶対条件とも言える「個室」の概念をも打ち破るようですが、暗がりが、あるいはちょっとした藪に紛れて関係に及びます。もちろんタダだし、誰かに見られるかも知れない刺激的な場所。一般的な感覚を超えてしまい、刺激を求め続けている不倫カップルにはありがちです。
ラブホテル以外の場所でセックスする理由
浮気、不倫はパートナー以外の異性とセックスをしてはいけない、と言うタブーを侵すものです。危険を承知で浮気相手と結ばれることから「リスクを超えてまで得る快感」「アブノーマルを楽しむ」ものとして、性的欲求も強まるともされ、依存性があるとされる点にも少なからず関連します。
不倫、浮気の関係は、マンネリを許さないとも。より長く関係を保つ工夫として利用しているカップルも多いです。そしてより大きな理由は、経済面とバレないための工夫です。もしバレても何らかの言い訳をしたい、と考えている不倫カップルもいるでしょう。
まとめ
浮気や不倫を相手に認めさせるのは案外難しい事で、ラブホテルであれば「出入りした事実」を画像なり動画で証明すればセックスをした、と一般的にも裁判でも認められると言われます。
一部外からも丸見えのケースを除き、ラブホ以外の場所でセックスをすることで、不倫関係を楽しみながら言い訳も用意できることになります。
どこで浮気、不倫相手と会っているか、突き止めたい場合、そこがホテルなど室内なら間接的な証拠を得られることもありますが、カーセックスや青姦など、屋外で臆面もなく関係を持っているかも知れないとなると…現場に遭遇する覚悟が必要です。
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