車に乗り慣れている人は、浮気や不倫をする時にも、それを使用します。わざわざ電車に乗り換えたりはしないでしょう。また、車に乗り慣れている人は、料金所でお財布からお金をわざわざ取り出さずとも高速道路などの有料道路を走ることができる「ETC」を利用していることも多いはず。
このETCの利用履歴から浮気や不倫が発覚してしまったという話を知っていますか?決してレアなケースではありません。
浮気や不倫を疑った時、そのパートナーがETCを利用しているのであれば、その利用履歴を確認してみましょう。もし高速道路を利用してラブホテルなどに行っていれば、必ずその痕跡が残っています。それを見過ごしてしまえば、浮気や不倫を見過ごすことにも繋がってしまう恐れあり。
大事な証拠を逃さないよう、ETCの利用履歴を可能な手段でチェックしておきましょう。
クレジットカード会社からの明細書を要確認
すべてに当てはまるわけではありませんが、ETCカードの多くはクレジットカード会社が発行しています。クレジットカード会社は、カードの利用者に対して利用明細を送付していますが、これはETCカードも同じ。
利用者の自宅にETCの利用明細がクレジットカード会社から送られてくるので、それをチェックしてみましょう。会社によって明細の内容には違いがありますが、ETCを利用した日や利用した料金所、そしてもちろん利用料金もその明細に記載されています。
この中で重要なのは、ETCを利用した日と料金所、つまり車で行った場所。いつどこを車で通過していたのかがわかれば、そこからパートナーの不自然な動きが判明するかもしれません。
浮気や不倫をしている人は、このETCの利用明細を自宅ではなく会社などに送付されるよう契約している可能性もあります。自宅に届いていればいいのですが、もし届かないようであれば、そのような契約をしていると判断し、より一層浮気を疑ってもいいはずです。
また、この方法でETCの利用履歴をチェックする時には、必ず本人が開封し確認した後で、こっそりとチェックするようにしてください。早く見たいからと本人よりも前に開封すれば、相手も不信感を抱く可能性あり。浮気や不倫の証拠探しのやりにくさが増してしまうので気を付けましょう。
ETCの利用明細はカメラで撮影しておくこともお忘れなく。明細そのものを持ち出したり、長時間それとにらめっこしているのも危険。カメラで撮影しておけば、あとで本人がいないところでじっくりと「嘘」や「怪しい点」がないかを探ることができます。
ネットで利用履歴のチェックも可能
インターネット上には、ETCの利用状況を照会してくれるサービスがあります。これを利用すれば、クレジットカード会社から送付されてくる利用明細を見ずとも、必要な情報を手に入れることが可能です。
ただ、このサービスを利用するには、ETCカード番号が必要となるので、それを入手しておく必要あり。この番号はETCカードに記載されています。他にも、車載機情報(車載機管理番号や車両のナンバー)がないと、このサービスを利用するための登録ができないため、必要な情報をしっかりと押さえた上で利用するようにしてください。
以前は非登録型のETC利用照会サービスもあったのですが、現在は上記の情報などを利用した登録型のサービスのみ。非登録型と比較すると少し手間はかかりますが、車の利用状況を知り浮気や不倫を暴くためだと思って頑張ってみましょう。
このインターネット上のETCの利用照会サービスでは、高速道路などの有料道路を利用した年月日はもちろん、時間までチェック可能。どこから乗ってどこで降りたかという情報(ICの名称)ももちろん把握ができます。料金も割引前とETCを利用したことによる割引額がわかりますし、その他のいくつもの料金情報を知ることが可能です。
もちろん重要なのは利用明細と同様に、高速道路などを利用した日時と場所。インターネットにつなげばいつでもチェックはできますが、一応スクリーンショットなどで画像として残しておきましょう。
ETCの利用履歴確認用プリンター
ETCの利用履歴や明細をチェックする方法には、あまりオーソドックスなものではありませんが、専用プリンターを利用するという方法があります。これには主に2つの方法があるので、それぞれ紹介していきましょう。
ETC利用履歴専用プリンターを購入する
主に企業などの法人が利用するのですが、ETCの利用履歴をチェックするためのプリンターが販売されています。これを手に入れることで、利用明細書として入口料金所や出口料金所、利用年月日などを利用料金とともに印字することができます。
これはプリンターとしての機能とETCカードを読み込むリーダーとしての機能とを兼ねているので、ETCカードさえあれば、いつでもプリント可能です。
浮気や不倫の決定的証拠ではなく、あくまでもヒントを掴むために個人でこのプリンターを購入するのは現実的ではないかもしれませんが、一つの方法として知っておいてもいいのかもしれません。
知り合いの勤める企業にこれと同様のプリンターがあるのであれば、ETCカードを渡して明細をプリントしてもらうこともできるはず。それも、この知識を知っているからこそ取れる行動です。
SAやPAで利用履歴の明細書をプリントする
個人でこのプリンターを購入しなくても、これが設置されているサービスエリアやパーキングエリアに行けば、それを利用して明細書をプリントアウトすることができます。
機能は個人用のものとほとんど変わりません。ETCカードを差し込み、欲しい情報を画面上で選択し、それをプリントするという形。
ETCカードをそのプリンターまで持っていかなければならないため、浮気や不倫をしているかもしれない本人がカードや車を完全に管理しているのであれば難しいかもしれませんが、このような方法もあるということは覚えておいて損はないでしょう。
ETCの利用履歴をどう使うかがポイント
ETCの利用履歴を調べる方法として主なものを紹介しましたが、大事なのは、それぞれの方法で得た情報をどのように活用するのかということ。ただ手に入れただけでは浮気や不倫の揺るぎない証拠とはなり得ません。「高速道路を利用して、その近くのラブホテルに浮気相手と行ったのだろう」という予測しかできないのです。
ETCの利用履歴から不倫時のパターンを把握する、利用履歴と本人の言っていることに齟齬があればそれを追求する、その利用履歴を持って探偵に浮気調査を依頼する。
このような行動に出るために必要なのがETCの利用履歴や明細であり、何よりもその意識を強く持つことが重要です。怪しいと思う気持ちは証拠とイコールではないので注意すること。
利用履歴や明細をその後の行動に正しく活かすことができれば、もう相手は逃げられません。パートナーが浮気や不倫を認めざるを得ない状況を作り出してしまいましょう。
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