赤ちゃんが欲しいと考える人にとって、不妊治療は悩みの種。
近年では、何年も性生活を行っていても妊娠できない女性は珍しくはありません。
しかし、自分でも妊娠しやすい身体をつくる方法はあります。
実は、食事からとれる栄養素は妊娠とかなり関係のあるものなのです。
そこで、不妊治療にプラスして食事からも妊娠しやすい身体を作りましょう。
不妊体質はすぐわかる!妊娠に必要な栄養とは?
そもそも不妊体質とはどういった症状か知っていますか?
確実ではありませんが、不妊体質の方の多くは冷え性で、神経質のためストレスを感じやすく、痩せすぎ、または太り過ぎな方によく見られています。
特に冷え性は赤ちゃんを育てるための子宮にとって大敵です。
冷え性を治すためには、生姜やニンニクなどの身体の芯から温めてくれる食材はかなり効果的です。
身体を芯から温める事によって子宮も温かくなり、妊娠しやすい身体を作ってくれるのです。
他にもごぼうや人参などの根菜類もおすすめです。
排卵がしっかり出来る身体をつくろう
妊娠をするためには排卵をしっかり行う体づくりをしなくてはなりません。
なぜなら、生理不順や排卵が少ないという人はなかなか妊娠しづらい傾向にあるからです。
排卵を促す作用がある食材は、チーズやヨーグルトなどの乳製品、玄米や胚芽米などの複合炭水化物があります。
普通の白米も効果はありますが、玄米は白米よりも栄養素が豊富です。
主食を玄米に置き換えるビタミンB1は5倍、ビタミンEは7倍、食物繊維は6倍もの効果があるのです。
これらの栄養素は妊娠しやすい身体作りには欠かせない大切なものなのです。
不妊体質の9割が不足している栄養とは?
実は、不妊体質の方の約9割が鉄分不足だということが判明しています。
鉄分を不足すると妊娠に効果のある黄体ホルモンが低下すると言われています。
また、鉄分には粘膜を作る働きもあります。鉄分は妊娠にはとても効果的な栄養素です。
鉄分を多く含む食材には、レバーや納豆、ひじき、あさり、ハマグリなどの貝類などがあります。
他にもほうれん草や小松菜などの葉物類も有効です。
バランスのよい食事が妊娠しやすい身体をつくる
とは言っても、一番大切なのはバランスよく三食しっかり食べることです。
食事は身体に必要な栄養を与えてくれます。和食を中心に一汁三菜を心がけると良いでしょう。
妊娠しやすい身体づくりは規則正しい生活とバランスの良い食事が関係するので、ストレスは身体によくありません。
無理をせず、出来る範囲で栄養のある食材を意識することから始めましょう。
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