Amazonアソシエイトで5サイト以上登録する場合は、個別にカスタマーサポートに連絡して登録申請しなければいけないが、今回新たに追加しようとしたサイトが承認されなかった。
その経緯と承認されなかった原因をまとめます。
審査に落ちた理由は教えてくれない
まず、審査に落ちた理由を聞こうと問い合わせたが「残念ながら当プログラムでの審査基準に合致しなかった」や「個別の審査内容、承認不可の理由についてはご案内いたしかねますことをご了承くださいますようお願いいたします。」の一点張り。
この、何の改善にも繋がらず、サイト作成後に非承認という全ての苦労を無駄にする行為。おそらく彼ら(ASP)にとってアフィリエイターとは、家でゴロゴロしながらお小遣いを稼いでいる人間とでも思われているようだ。
Amazonアソシエイトのサイト登録が非承認となった流れ
- 商標ドメインを取得
- コンテンツを除くサイトの外枠(ヘッダー画像、グローバルメニュー、フッター)だけ作成して公開
- Amazonアソシエイトのアソシエイトカスタマーサービスからサイト登録申請
- 「コンテンツがない」という理由で非承認
- ページ、合計2000文字を追加して再度申請
- 「審査基準に合致しない」という理由で非承認
審査に落ちた理由として考えられること
1.商標ドメインだった
今回のサイトはとある健康食品の「商品名+通販」というドメインで作成した。ちなみにAmazonアソシエイトは商標ドメインを禁止している。
Amazonアソシエイト・プログラム参加要件
このことは、こちらの11にもはっきりと明記してある。
乙は、検索エンジンにおいて使用するために、商標用語を購入または登録しようとしたり、商標用語をドメイン名またはサブドメイン名として購入、登録、またはその他使用したり、アソシエイトIDまたは「タグ」として登録または使用したりしないものとします。
アフィリエイトにおいて商標ドメインはグレーゾーンだが、上位を狙うため多くのアフィリエイターが行っている手法でもあるはず。もちろん、Amazonアソシエイトを使っている商標ドメインサイトもいくつか確認した。
さらに言うのであれば、審査の流れを見るからに、一回目の審査で商標ドメインに触れていない時点で疑問が残った。
2.一度目の審査でNGをくらっているから
前項の流れで説明したとおり、今回のサイトは一度目の承認審査で「十分に内容・記事数をアップロードいただいてからお申し込みください」という理由でNGとなっている。
というのも、インスタントプログラムでペラサイトを作るつもりだったため、申請したサイトはコンテンツもクソもないからだ。
今思えば安易な考えだったとは思えるが、一度目の審査の時点で商標ドメインはスルーだったため、結果的に何がダメだったのか分からなくなっている。
3.商標キーワードでAmazonがリスティング広告を出している
アフィリエイターに商標ドメインを使われるリスクは商品の扱う企業だけでなく、検索連動型のリスティング広告を行っているAmazonにとってもデメリットだ。
Amazon的には、アフィリエイターはブログなどでもっとニッチなキーワードで購入者を募ってもらいたいはず。だから、商標ドメインを使い、商標キーワードで上位を目指すサイトは邪魔になるのだ。
今回のことで分かったAmazonアソシエイト対策
- 商標ドメインは基本的に使わない
- 商標ドメインを使う場合は自分でサイト登録できる箇所に入れ、クリアなドメインを追加登録申請する
- 十分なコンテンツを作りこんでからサイト登録審査を出す
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