とめどなく出てくる鼻水や止まらないクシャミといった辛い花粉症の原因は、ヒスタミンという体内で生成される化学伝達物質です。
悔しいことに、花粉症体質の人はこの小さな花粉に身体が過剰反応して、花粉症の原因のヒスタミンを大量に放出するのです。
何を隠そう、この私も長年花粉症に悩まされています。今年も花粉と戦う時期になって、ひどく滅入っています。ストレスで春までに毛が抜け落ちてそうな勢いです。
そこで今回は、ヒスタミンの生成を抑える成分が含まれる食材、またヒスタミンの働きを抑える成分を含む食材をご紹介します!普段の食事からも摂取することが出来るのでオススメですよ!
生姜(ショウガ)
生姜(ショウガ)に含まれるショウガオールと呼ばれる抗酸化物質には、ヒスタミンの生成を抑える効果があるといわれています。あの辛味がショウガオールの正体です。
ちょうど今の時期だと、生姜湯がオススメですよ。
タマネギ
タマネギの多く含まれるケセルチンというポリフェノールの一種にも抗酸化作用があり、ヒスタミンの生成をブロックする働きがあります。
また同じくタマネギには抗酸化作用の強いフラボノイドも含まれており、花粉症の原因の一つでもある活性酸素を抑えることも期待できます。
熱を加えるとせっかくの有効成分が壊れちゃうので、タマネギはマリネやサラダにして食べるといいですよ!
梅干し
梅干しに含まれる梅肉エキスにはヒスタミンを抑える効果があります。
動物実験でヒスタミン抑制率を調べたところ、抗ヒスタミン薬が87.9%で、梅肉エキスが57.3%でした。
この実験から、食品の梅肉エキスに高いヒスタミン抑制率があることが分かりました。
抗ヒスタミン薬は副作用の眠気が心配って人は、梅干を食べまくればOKです!
まとめ
食材での花粉対策は即効性がないため、長期的に続けなければ意味がありません。
ですので、すぐにでも花粉をどうにかしたいという場合は、有無を言わせず薬を使いましょう。
ただ、高ヒスタミン抑制力が期待できる食材を摂取し続けることで、花粉症体質を根本的に改善できるかもしれません。無理せず、普段の食生活で摂取するように心がけるといいでしょう。
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