保育士派遣ならパートよりも高時給!毎月の給料を比較してみた!

保育士派遣ならパートよりも高時給!毎月の給料を比較してみた!

派遣社員の給料は勤務時間に応じた時給制で決まります。つまり、給与形態はパート社員と同じ。ですが、パートよりも派遣社員のほうが時給が高いってご存知でしたか?

今回は、保育士派遣の時給はどれだけ高いのか?また、パートや正社員と比べてどれだけ稼げるのか?を、実際に保育士派遣の大手求人サイト「ほいく畑」「保育ひろば」の募集情報を参考に調べてみました。

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保育士派遣の時給相場はいくら?

まず、派遣社員として働く保育士の時給相場ですが、首都圏であれば平均時給1250円地方であれば平均時給1000円となりました。(ほいく畑参考:2018年9月時点)

なかでも、最も時給が高かった派遣求人は東京23区の求人です。「ほいく畑」では時給1400円、時給1450円の募集がチラホラ。

保育士派遣の時給相場はいくら?
保育士派遣の時給相場はいくら?

なかには最高時給1500円の激レア求人もありました。

保育士派遣の時給相場はいくら?

時給1500円なら1日8時間勤務で1万2000円。月20勤なら月給24万円…すごい稼げますね!

パートと比べたら派遣の時給は高い?

次にパートで働く保育士の時給相場ですが、都内では平均時給1000円地方では時給800円ほどでした。つまり、派遣に比べるとパートの時給は200円ほど低いということです。

試しに「保育ひろば」で茨城県の保育士パート求人を調べてみたところ、時給800円代が目立つ中、低いところだと時給700円代の求人も…。

パートと比べたら保育士派遣の時給は高い?

ちなみに、この時(平成30年9月時点)の茨城県の最低時給は796円で、翌月10月からは最低時給が822円に上がるのでアウトです(笑)

地方の保育士パートは、法律関係なしの低賃金労働なのでしょうか。これはヒドいですね…。

そこで「茨城県の保育士さんに救いはないのか」と思い、同じ「保育ひろば」で茨城県の派遣求人を探したところ、時給1100円の求人が見つかりました。よかった…。

パートと比べたら保育士派遣の時給は高い?

その他の地域でも同様に調べましたが、パートの場合は時給800~900円が相場で、派遣の場合は時給1000円前後となりました。

パートの場合、2年目から昇給で時給+50円、3年目から昇給で時給+100円…というふうにしている保育園も少なくありませんが、3~5年勤続してやっと派遣と同じ時給になるのは微妙なところ。

やはりパートより派遣として働いた方が時給は高いという結果になりました。

パートと派遣社員の給料比較

保育士パートとして働く場合の給料目安

時給(東京都内)1000円
月給1日8時間 x 月20日出勤 x 1000円
= 16万円
毎日1時間の残業をした場合の残業手当1時間 x 20日 x 1000円
= 2万円
想定される手取り月収18万円 – (社会保険)
= 約16万円

保育士派遣として働く場合の給料目安

時給(東京都内)1250円
月給1日8時間 x 月20日出勤 x 1250円
= 20万円
毎日1時間の残業をした場合の残業手当1時間 x 20日 x (1250 x 1.25)
= 3万1250円 ※
想定される手取り月収23万1250円 – (社会保険)
= 約21万円

※ 派遣社員に残業させる場合、雇用主は通常時給の1.25倍以上の割増賃金を支払うことが労働者派遣法で定められています。

保育士派遣は正社員よりも給料が高い?

先ほどご紹介した時給1500円のお仕事。フルタイムで出勤すれば、単純計算で月給24万円となるので、もしかすると正社員より稼げてるのかもしれませんね。

ただし、派遣の場合は何年働いても月給24万円が限度。昇給や賞与のない派遣社員は、とてもシンプルな給与形態ということです。

ですので、10年、20年と長期的な保育士キャリアのことを考えるなら、さすがの私も正社員として働くことを強くおすすめします。

ただ、これだけは言わせてください。何が起こるか分からないのが人生です

保育士以外の仕事に転職するかもしれませんし、結婚して子供が産まれて仕事を辞めるかもしれません。親の介護のために致し方なく離職するかもしれません。

そう考えると、10年、20年先のキャリアアップに期待して、低賃金&長時間労働に耐える日々なんて馬鹿馬鹿しくありませんか?

私はそう考えて、保育士2年目で派遣社員に転職しました。

目先の3年、5年を大事にしたい!ということなら派遣という働き方も正しい選択だと感じます!

定時出勤、定時退社、持ち帰り仕事なし、サービス残業なし、残業中は時給1.25倍以上、勤務地やシフトも自由に選べるしで、手取りで月20万円以上は稼げますからね!

保育士歴35年の主任でも手取り月18万円

正社員として働く保育士の実態を調べている中、Twitterで下記のツイートを目にしました。

恥を承知で言いますが、保育士35年やり、今の民間保育園に勤めて25年。主任やってます。給料手取りで(残業代少ない時、年金・介護保険・住民税等もろもろ引かれ)(主任手当3万円つき)18万円代。この金額、安すぎるでしょ??

一瞬目を疑いましたが、これが正社員として働く保育士さんの給与実態なのだと改めて痛感しました。

保育士の給料は地域によって差がありますが、10年以内に辞めてしまうと言われる業界で35年も勤め上げ、さらには保育士主任にもなったのに手取りが月18万円です。

ボーナスがどれだけもらえているかわかりませんが、月給だけなら保育士派遣よりも少ない給料でビックリしました。

これならいっそのこと、残業がなくてプライベートも充実させることができる派遣社員の方がマシだ!と思うのは私だけでしょうか?

保育士派遣の時給が高い理由

ここまでで派遣の時給は高いということはお分かり頂けたと思いますが、そもそも何故、保育士の派遣はここまで時給が高いのか?

ここからは、パートよりも派遣社員の時給が高い3つの理由について説明していきます。

ちょっとややこしくなるので興味がない方は飛ばしていただいて結構です(笑)

保育士派遣の時給が高い理由1:求人広告費が不要

パートを募集するとなった時、たいていの場合は求人広告費を支払って求人サイトで募集を行います。

求人広告費はピンからキリまでありますが、パート求人の相場では1回10万円~50万円ほどかかってしまいます。

これだけの求人広告費を払ったにもかかわらず、絶対に採用できるという保証はありません。応募が1件もなくて、数十万円をドブに捨てたという話しは珍しくありません。

その一方で、派遣社員は人材を借りるという仕組み。人手が欲しい時に、派遣会社が保育士を派遣してくれるので、求人広告に掲載する必要はありません。

求人広告のコストやリスクを回避できる代わりに、派遣のサービス料は高額に。そして派遣に登録して働いてくれる保育士さん支払う時給も高くなるという仕組みです。

保育士派遣の時給が高い理由2:様々なコストや手間も省ける

パートを直接雇用する場合、厚生年金や健康保険、雇用保険といった社会保険費用を会社が負担しなければなりません。

また、給料や保険などの支払手続きで、人事や経理の業務が増えてしまいます。

しかし派遣の場合、派遣社員の社会保険費用はすべて派遣会社が負担。めんどうな手続きも派遣会社が一括で管理しているので、保育園側が負担するコストや手間が大幅に省けるというメリットがあります。

その代わり、社会保険費用や手続きの手間賃分を時給に上乗せするから、高い時給を支払えるという理由です。

保育士派遣の時給が高い理由3:緊急事態にも対応出来る

例えば、クラス担任の保育士が急病で入院したとします。すると、保育園側は早急に変わりの保育士を確保しなければなりません。

しかし、求人サイトでの募集するとなると、求人媒体を調べて、連絡して、掲載プランを選んだり、募集要項を考えたり、写真を撮影したりと、掲載開始までに相当な時間が掛かってしまいます。先ほども説明した通り、絶対に採用できるという保証もありません。

運よく応募があったとしても、書類選考、面接、内定通知、研修などなど、これだけでも最短1ヶ月はかかってしまいます。

これが派遣社員なら、派遣会社に依頼をして、保育士と面談し、簡単な研修だけで済みます。募集から人材補充までの工程がシンプルでスピーディー。

緊急な人材不足にも柔軟に対応できるという付加価値も、派遣社員の時給が高い理由と言えます。

スキルが高い保育士はもっと高い時給で働ける?

保育業界を始め、福祉や医療では退職率の高さが大きな問題となっています。さらには、人間関係のトラブルにより急に辞めてしまう保育士も珍しくありません。

そのため、必要な時にすぐ派遣される保育士派遣の需要は今も増え続けています。

とある保育士派遣会社では、月に200件以上の派遣要請があり、ここ三年間で1.7倍以上の増加率だそうです。

保育園にとって保育士不足は死活問題ですが、正社員の給料や待遇の改善は全く見られません。そんな矛盾した状況下で、保育士派遣は現場のニーズに応える唯一の手段となっています。

また、保育士派遣の需要に対し、各派遣会社ではスキルに応じて時給をアップさせる動きも見受けられます。

主任保育士経験者、クラス担任経験者、障害児保育験者、病棟保育経験、幼稚園教諭免許保有者、ネイティブ英会話など、プラスアルファで仕事に活かせるスキルは、派遣社員であっても評価に値します。

保育園側は適正な人材が欲しい。その理想にピッタリな人材であれば、より高い時給も見込めます。

スキルを持ち合わせている方は、派遣会社の担当者に交渉してみるのも手。ひょっとすると、非公開求人の中から高時給求人を紹介してくれるかもしれませんよ。

高時給で働きたい方は保育士派遣に登録しよう

正社員、パート、派遣など、保育士さんの働き方はいろいろありますが、やっぱり総合的に考えて派遣という働き方がおすすめです。

時給が高いというのもちろん、サービス残業も持ち帰り仕事もないので、正社員として働いていた頃に比べて自分時間が格段に増えました!

以前の私のように、低い給料と仕事漬けの日々に悩んでいる保育士さんは、一度、派遣で働いてみて下さい!人生変わります!

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今年で保育士歴10年目の私ですが、これまで3回転職をした経験があり、これまで10サイト以上の転職サイトに登録してきました!その経験を踏まえて、保育士転職サイトのおすすめランキングを作成しました!

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この記事を書いた人
かすみん

聖徳大学短期保育科卒 / 都内の保育園で保育士してます( ^ω^ ) 毎週末は居酒屋ハシゴ、唐揚げあればハイボール何杯でもイケる!

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